コレステロールの平均値

検査

コレステロールの正常値を・基準値知っておくことは病気の予防につながります。コレステロール値は血液検査で血液を採取し、血清を分離させて調べます。食後すぐに測ったコレステロール値と中性脂肪の値は高くなり正確な測定ができません。

より正確な測定を行うために、12時間絶食した後に血液検査を行うことが推奨されます。定期検診では、総コレステロール、HDL(善玉)コレステロール、トリグリセリドを測定します。

LDL(悪玉)コレステロールは総コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリドの値をもとに計算で割り出すことができます。LDLコレステロール値=(総コレステロール値)-(HDLコレステロール値)-(中性脂肪÷5)

総コレステロールやトリグリセリドなどの脂肪の量を測定すれば、総コレステロールや脂質代謝異常がおこっていないかどうかが調べられます。総コレステロールやトリグリセリドの値が高い場合は、高脂血症の可能性が疑われます。どの脂質の値が高いかによって、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、高リン脂質血症などに分けられます。

総コレステロールとトリグリセリドを測定し、異常が認められるとリポタンパクを調査し、どのリポタンパクに異常があるかを調べます。一連の検診、検査によって、その人の総コレステロールの高い原因を追求し、その人にあった治療法を見つけていきます。以前は、総コレステロール値が220mg/dl異常も場合は、治療の対象とされてきました。

しかしこの数値で治療の対象になるのはおかしいのではないかとの意見も多くありました。その理由は、総コレステロール値が180mg/dl~200mg/dlの人の心筋梗塞や脳卒中の死亡率は一番低かったからです。200mg/dl~240mg/dlに近い場合に、即治療し、内服薬を飲み続ける必要があるのかを疑問視する専門家も多々ありました。コレステロールについてまだ知られていない部分も多いため、一律に基準を見直すことがむずかしいようです。「その人にあった治療を行う」ことが、最善策と言えます。

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