コレステロールと病気の関係

悪性疾患

HDL(善玉)コレステロール値が低いとガンによる死亡率が高まるという結論が出ています。投薬でコレステロール値を下げて心筋梗塞や動脈硬化になる人は減少するが、低コレステロールによって、ガンになる人が増加するのでは、本末転倒です。

「コレステロール値が低いとガンによる死亡リスクが高くなる」という見解には、低コレステロールを招くような食生活による栄養不足、ダイエット、食わず嫌いなどの偏った栄養の摂取が危険因子、原因との反論があります。

しかし栄養素をきちんと摂取している研究でも、低コレステロール状態が独立したガンの危険因子であると報告されています。

コレステロールは細胞膜を作る大切な役割を果たす成分です。低コレステロールになると感染症にかかりやすくなるので、ガンとともに総死亡率を上げる原因になっています。また、コレステロールは、ホルモンの原料でもあります。低コレステロールになると、体内のステロイドホルモンが正常に作られず、免疫力が落ちます。ストレスに弱くなり、抵抗力も落ち、さらに感染症、ガンが増えるのは当然のことなのです。

また、体内のコレステロールの大部分は肝臓で作られます。コレステロールが肝臓ガンの原因ではないかという研究も進められています。

低コレステロールとガンとの因果関係については、まだ議論されている途中です。コレステロールが低いと、ガンになりやすくなり、反対にコレステロールが高いと、心筋梗塞になりやすくなります。コレステロールは、低すぎても高すぎても病気の原因になることは事実ですので、正常値を保つ生活を保つことが、健康につながります。

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