コレステロールと病気の関係

高コレステロール状態の症状

血清のコレステロール値が250mg/dlを超えると「高コレステロール」の状態になります。高コレステロールの状態が続くと、高脂血症となり、さらに悪化すると、動脈硬化になります。動脈硬化が続くと、心臓の血管がつまり、心筋梗塞、狭心症を引き起こします。

また、脳の血管がつまると脳梗塞や脳卒中を引き起こします。このように高コレステロールは、生死を揺るがせる病気の原因になるのです。コレステロール値に注意した生活をおくることが重要です。

高コレステロールは男性に多いと一般に言われますが、実は40歳をピークに体内のコレステロールは減ってきます。反対に女性は、60歳頃つまり閉経後の更年期症状が現れてくる時期にLDL(悪玉)コレステロールが増え、高コレステロールになりやすい体質に変わります。

これは女性ホルモンのエストロゲンに関係があります。エストロゲンには、HDL(善玉)コレステロールを増やし、LDL(悪玉)コレステロールを減らす働きがあります。閉経後は、エストロゲンの分泌が減り、それに伴ってHDL(善玉)コレステロールが増えなくなり、LDL(悪玉)コレステロールが減らないため、増えてくるのです。

LDL(悪玉)コレステロールは、血管をつまらせ、高脂血症や動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こします。男性と女性で、コレステロールが増えやすい時期、減る時期が違うと言えます。

血液検査を一年に一度は受け、コレステロール値の自己管理が必要になってきます。高コレステロールになりやすいタイミングを知って、食事や運動などで対策ができると前向きにとらえることもできるのではないでしょうか。

高コレステロールは、血管の病気以外にも、糖尿病や胆石症などの原因にもなっています。さらにはガンとの関わりも研究されています。様々な症状が現れる前に、偏食のない食生活、生活習慣の見直し、ストレスを溜めない生活などを見直しましょう。

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