コレステロールと病気の関係

低コレステロール状態の症状

コレステロールには体内の細胞を作る働きがあります。このコレステロールが減少することによって細胞膜が弱くなります。その結果、脳出血が起こり脳卒中のリスクが高くなります。

そのほか、ガンや呼吸器・消化器疾患、うつ病、自殺なども引き起こしやすいとの報告もあり、コレステロールとこれらの病気についての関係が注目を集めています。

これまで高コレステロールの方が心配され、健康のために動物性脂肪を控えることが推奨されてきましたが、コレステロール摂取を減らすと、反対に体内では活性酸素を増やし、老化を促進させていたのです。コレステロールを含む食品を食べることは、肝臓の仕事を助けることにもなり、ひいては活性酸素の発生を抑えることにもなるのです。

また最近では、女性の過剰なダイエットで栄養不足やコレステロールの減少が増えています。低コレステロールについても注意が必要だと言われてきています。

低コレステロール血症とは、血液中のコレステロール、中性脂肪、リン脂質の内、一つでも正常値以下になることを言います。低コレステロール血症の場合気をつけなければならないのは、肝機能障害と甲状腺機能亢進症です。

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺から甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身の細胞の新陳代謝が異常に高まる病気です。代謝が亢進し過ぎて脂肪の代謝が活発になり、低コレステロールになります。甲状腺細胞の表面にある甲状腺ホルモン受容体にる甲状腺受容体ができることが原因で起こる病気です。代表的な病気にバセドウ病があります。

20歳代~40歳代の女性に多くみられます。甲状腺が腫れて大きくなる特徴があります。疲れやすい、動機がする、イライラする、不眠症、無月経などの症状があらわれ、頻脈が続くと心不全を起こす可能性があります。甲状腺機能亢進症の状態は低コレステロール血症を引き起こし、甲状腺機能低下症では高脂血症を引き起こします。

コレステロール値は高すぎても低すぎても様々な病気を引き起こします。正常値を保つように、食事や運動などで日頃から調整が必要です。

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