コレステロールの働き

ホルモンを作る

コレステロールは、ホルモンを作り出す元にもなります。コレステロールがないと正常にホルモンが分泌されません。ホルモンは、男性らしさや女性らしさを形成したり、生命活動を支えるのに必要です。

コレステロールは、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)、性ホルモンの原料になっており、副腎皮質、精巣、卵巣、胎盤で作られます。人間の副腎は重量がおよそ12gの小さな臓器ですが、体内で最もコレステロールの含有率の高い臓器です。

副腎は皮質と髄質に分かれており皮質の部分で50種類にも及ぶホルモンが作られています。これらは副腎皮質ホルモンと呼ばれています。

精巣で作られるステロイドホルモンはアンドロゲン(男性ホルモン)、卵巣で作られるのはエストロゲン(女性ホルモン)、卵巣の黄体や胎盤で作られるのはプロゲステロン(黄体ホルモン)です。女性ホルモンのエストロゲンは、善玉コレステロールを増やし、血の巡りを良くする働きがあります。

美容や健康でも注目されています。コレステロールのバランスが悪くなると女性ホルモンがうまく作られなくなるため、生理不順や肌荒れなどのトラブルを引き起こすとされています。閉経後は、エストロゲンの分泌が減り、悪玉コレステロールが増え、血中のコレステロール値が増えてきます。

更年期以降の女性に脂質異常の病気が多くなるのも、女性ホルモンとコレステロールの関係にあるようです。 また男性でも薄毛の原因にエストロゲン不足が挙げられます。過剰なダイエット、偏食には注意が必要です。

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