コレステロールの予防方法

甲殻類

タウリンは魚介類に多量に含まれるアミノ酸の一つを言います。肝臓の機能を高める働きがあり、HDL(善玉コレステロール)を増やします。血液中のコレステロールを減らし、血糖値や血圧を下げる働きもあります。

イカ、タコなどの甲殻類、トコブシ、サザエなどの貝類、マグロ、サバなどの赤身の多い魚に多く含まれています。肉類には少量しか含まれていません。 イカやタコはコレステロール高い食材ですが、タウリンが豊富に含まれるため、生活習慣病改善効果が注目されています。

肝臓で生成される胆汁酸には、コレステロールを体外へ排出する働きがあります。タウリンはその胆汁酸の分泌を促進する働きがあります。 タウリンの有効成分は熱を通しても変化しませんが、水溶性です。煮物料理の場合は、タウリンが煮汁に出てしまいますので、味は薄くして、汁ごと食べる工夫をしましょう。

生のままお刺身で食べるのがもっとも効率が良い食べ方です。肝臓の機能を高めますので、お酒のおつまみにも良いでしょう。タウリンは過剰摂取しても体に害はありません。亜鉛などの摂取しにくいミネラルも含まれています。 タウリンを多く含む食品には、サザエ、トコブシ、ホタテ貝、マグロ、タコ、ズワイガニ、やりイカなどがあります。

魚介類は、コレステロールが高い食材として敬遠されてきました。しかし最近では、タウリンの効果が広く認められ、摂取を推進しています。ホタテ貝は、貝の中でも、サザエ、トコブシに次ぎ、タウリンの含有量が多い食材です。ホタテ貝の100gあたりのタウリン含有量は、夏は40mgですが、旬の冬には、1,000mgまで増えます。また味も甘みも強くなります。干し貝柱は、うまみやたんぱく質が濃縮されています。生が手に入らない季節には利用できます。

カニやエビも、タウリンが豊富な食材です。カラの部分に大量に含まれる、キチンキトサンという成分も注目されています。キチンキトサンは食物繊維のひとつで、体内の有害物質を体外へ排出したり、便秘を解消する働きがあります。

エビには、たくさんの種類がありますが、カラごと食べられることができるサクラエビは、クルマエビや大正エビと比較するとカリウム、カルシウム、たんぱく質の含有量が豊富です。その他、芝エビもカラごと揚げて食べることができます。

このように、貝類や甲殻類にはコレステロールのほかに、タウリンやコレステロールの吸収を妨げるシトステロールという成分が含まれています。コレステロールを気にせず食べることができる食材ですが、食べすぎには注意しましょう。

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